MALTリンパ腫
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MALTリンパ腫

▼MALTリンパ腫の概念

MALT(マルト)は、粘膜とリンパ球の複合組織(Mucosa-Associated Lymphoid Tissue) という意味で、この組織から発生するB細胞性リンパ性腫瘍を 「MALTリンパ腫」と呼びます。

MALTリンパ腫は、胃と小腸に発生するものを指していましたが、 扁桃や肺、唾液腺および甲状腺でも類似のリンパ腫ができることから一括してMALTリンパ腫と呼びます。

・がん情報サービス〜MALTリンパ腫

胃MALTリンパ腫は、低悪性度のリンパ腫なので、比較的進行が遅い疾患です。
胃MALTリンパ腫におけるピロリ菌の感染頻度は90%以上で、治療の第一選択は ピロリ菌の除去療法になっています。

▼MALTリンパ腫の症状

胃粘膜病変による腹痛、食欲不振等を生じることがあります。

なお、T細胞性リンパ腫では皮膚病変を生じることがありますが、胃MALTリンパ腫はB細胞性なので皮膚病変は 生じません。

▼MALTリンパ腫の検査

<上部消化管造影検査、内視鏡>
本症は潰瘍型、腫隆型、巨大皺壁(すうへき)型あるいはこれらの混合型となります。
したがって、それらの所見がみられます。

内視鏡で生検を行うと成熟B細胞の腫瘍性増殖、リンパ濾胞などが明らかとなります。

<染色体検査>
染色体転座としては、t(11;18)(q21;q21)転座(API2-MALT1キメラ遺伝子)が MALTリンパ腫の50%、胃MALTリンパ腫の10〜20%にみられます。
除菌療法不応性を示すMALTリンパ腫やピロリ菌陰性例に多くみられます

<CT、ガリウムシンチ、骨髄検査>
病変の広がりを調べます。

▼MALTリンパ腫の治療

ピロリ菌の感染があれば、治療の第一選択はピロリ菌の除去療法です。
それで効果がない場合は、放射線治療の単独療法や胃の全摘が行われます。