先天性食道閉鎖症
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先天性食道閉鎖症
▼概念

先天性食道閉鎖症とは、食道が形成されなかった疾患で、食道が胃とつながっていないため羊水が吸収されず 妊娠7,8ヶ月めで羊水過多症と診断されて超音波検査によって発見されます。

先天性食道閉鎖症の頻度は、出産児3000人に1例程度とされています。

食道閉鎖症には5つの病型がありますがGross C型と呼ばれる 下部食道が気管とつながっているケースが全体の約8割を占めています。

また、食道閉鎖には心疾患や尿路系の異常、肛門奇形、などを合併することがあるため、それらの検索も必要になります。

先天性食道閉鎖症