腎血管性高血圧
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腎血管性高血圧

▼腎血管性高血圧の概念

腎血管性高血圧は、腎動脈に狭窄が生じたために腎動脈圧が低下し、それに反応して レニン−アンギオテンシン−アルドステロン(RAA)系が活性化したために高血圧となった疾患の総称です。

腎臓は内分泌臓器でもあり、エリスロポエチン(赤血球産生に必要)やレニンを分泌しています。

レニンは血中のアンギオテンシノーゲンに作用し、アンギオテンシンIを遊離します。 アンギオテンシンIは血管内皮にあるアンギオテンシン変換酵素(ACE)により アンギオテンシンUに変換されます。アンギオテンシンUは強力な血管収縮作用があり血圧を上昇させます。
アンギオテンシン(angiotensin)はangio(血管)をtensin(締め付ける)意味です。

▼腎血管性高血圧の原因

腎血管性高血圧の始まりは腎動脈の狭窄です。
腎動脈が狭窄する原因は、中年以降では動脈硬化がほとんどです。
若年者では、大動脈炎症候群、線維筋性異形成があります。

▼腎血管性高血圧の検査

高血圧があり、腎血管性高血圧が疑われた場合、腹部の聴診で血管雑音が聞こえることがあります。

血液検査では、レニン活性の高値、アルドステロンが上昇します。

画像検査では、腹部大動脈造影あるいは腎動脈造影で狭窄部位が明らかになります。
間接的な証拠として、静脈性腎盂造影やレノグラム検査が行われます。
腎動脈が狭窄しているために造影剤やアイソトープの取り込みに左右差が見られます。

▼腎血管性高血圧の治療

バルーンカテーテルで狭窄部位を拡張する方法が一般的ですが、これがうまくいかない場合や 再発する場合に外科的に狭窄部位の血行を再建することもあります。