ループス腎炎
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ループス腎炎

▼ループス腎炎の概念

SLE(全身性エリテマトーデス)は、抗核抗体などの自己抗体が産生されることにより 臓器障害を来たす疾患です。
SLEは、皮膚症状、消化管障害、神経障害など様々な症状を呈しますが、SLE患者の多くに 腎症状が出現します。SLE患者が腎炎を呈した場合をループス腎炎と呼びます。ちなみにループスというのは ラテン語で狼の意味です。SLE患者の皮膚に出来る発疹が狼に噛まれた痕のように見えるかららしいです。

ループス腎炎の病理所見は、WHOによる分類があります。

T型 微小メサンギウムループス腎炎
U型 メサンギウム増殖性ループス腎炎
V型 巣状ループス腎炎
W型 びまん性ループス腎炎
X型 膜性ループス腎炎
Y型 進行した硬化性ループス腎炎

▼ループス腎炎の症状

病型によって異なりますが、多くは蛋白尿を呈し、場合によってはネフローゼまで至ります。
検査で特徴的なのが、血清補体価の低下です。
疾患活動性の指標としては、血清補体価、抗核抗体価が重要で、尿蛋白、尿沈渣算などの検査所見も参考とされます。

▼ループス腎炎の治療

治療は基本的にはSLEに対しての治療となり、ステロイドを中心にして行います。重篤なケースでは 免疫抑制剤や血漿交換も行われます。