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IgA腎症
▼IgA腎症の概念
IgA腎症は、メサンギウムといわれる領域にIgA(免疫グロブリン)が沈着する疾患です。
顕微鏡的血尿を呈することが多く、学童期から青年期に発見されることが多いです。
そのため、初期では自覚症状も乏しく経過観察となり、病院にも行かなくなるケースが多いようです。
しかし、20年のうちに30〜40%が末期腎不全となるという報告もあります。
▼IgA腎症の検査
血清IgA値が上昇をすることが多いですが、正常のこともあります。また、補体価は正常です。
▼IgA腎症の治療
最近は、扁桃病巣がある場合には摘出する手術が行われ、また、蛋白尿が多いケースではステロイドパルスによる
治療も試みられています。
・仙台社会保険病院|IgA腎症の根治・寛解をめざした治療