サルコイドーシス
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サルコイドーシス

▼サルコイドーシスの概念

サルコイドーシスは、20代と中年に後発する原因不明の疾患です。
基本的な病理像は非乾酪性類肉芽腫です。
それと反対の乾酪性類肉芽腫は、結核で見られる病理像です。

非乾酪性類肉芽腫は、肺の他には、皮膚、眼に出来ることが多く、他に心臓や神経にも できることがあります。心臓に出来た場合、不整脈を起こし、突然死を起こすこともあるので 注意が必要です。

サルコイドーシスの原因としては、Propionibacterium acnes(アクネ菌)の関与が言われています。
アクネ菌は皮膚の常在菌ですが、ニキビの悪化に関与していることで有名です。
詳細は不明ですが、アクネ菌に対する免疫反応がサルコイドーシスの病態に関与しているという報告が多くみられます。

▼サルコイドーシスの症状と検査

サルコイドーシスの多くは無症状で、検診などで発見されます。
進行すると咳や息切れが生じ、重症化すると肺線維症で死亡する症例もあります。

検査上では、胸部X線写真の両側リンパ節腫脹(BHL)、血液検査上で 血清ACEの増加ツベルクリン反応の陰性化、BALFでT細胞の増加、などが有名な所見です。

▼サルコイドーシスの治療

サルコイドーシスの多くは無治療でも軽快するので、基本的には経過観察です。
しかし、症状の出現が毎日の生活を障害する場合や、生命の危険が推測される場合には治療が行われます。
治療の第一選択薬はステロイドです。再発症例、難治化症例などでは免疫抑制剤なども使用します。