院内肺炎
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院内肺炎

▼MRSA(ブドウ球菌)

院内肺炎で最も問題となるのがMRSAです。MRSAはメチシリン(抗生物質の名称)に耐性を獲得した黄色ブドウ球菌の ことです。

MRSAおよびMRSA院内感染とは?

ブドウ球菌は空洞形成をすることがあり、膿(うみ)の蓄積を形成します(膿胸)。
胸膜腔への膿の蓄積もよくみられます。
その場合は、針や胸部チューブを使って膿を抜き取ります。

▼誤嚥性肺炎

誤嚥性肺炎は、本来気管に入ってはいけない物が気管に入り(誤嚥)、そのために生じた肺炎のことです。
健康な若い人の場合、異物が気管に入ったりすると、激しく咳込んで、その異物を気管の外に出してしまいます。
しかし、高齢者や脳梗塞などにより咳反射が低下している人の場合は、異物を出すことが出来ず、 気管から気管支に入ってしまい、肺炎を起こします。

誤嚥性肺炎の原因菌は、クレブシエラ菌、嫌気性菌(ペプトコッカス、バクテロイデス)、モラキセラ などです。

クレブシエラ菌は典型的には、大葉性肺炎となります。
空洞形成もあり、膿胸となることもあります。

嫌気性菌は、痰などの分泌物が腐敗臭を放ちます。

誤嚥(ごえん)性肺炎を予防するために

▼真菌性肺炎

真菌性肺炎は、アスペルギルス、カンジダ、クリプトコッカス、ムコールなどが原因となります。
エイズ患者に発症することで有名な、カリニ肺炎は、ニューモシスティス・カリニという真菌が原因です。

カリニ肺炎は、臨床的には、胸部X線上で間質性パターンを呈し、間質性肺炎などとの鑑別が必要となることがあります。

アスペルギルスは、結核感染後に生じた肺の中の空洞などに住み着きます。
そして、免疫力が低下したときに、住み着いていたアスペルギルスが増殖を始めて、症状を呈します。

また、アスペルギルスで問題となるのが、アレルギー性気管支肺アスペルギルス症です。
これは、アレルギー体質の人が、アスペルギルスに感作され、T型アレルギーの機序で気管支喘息を発症し、 その後、V型アレルギーによる炎症を生じるものです。

クリプトコッカスは、鳩の糞に高密度に生息していることで有名です。暴露量が多くなると、 健常人でも感染します。