塵肺
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塵肺

▼塵肺の概念

職業性の粉塵吸入による呼吸器疾患を塵肺(pneumoconiosis)と呼びます。
粉塵の種類としては、有名なものに、珪酸、アスベストがあり、他に、石炭、滑石、アルミニウムなど色々あります。

▼珪肺(silicosis)

珪酸(シリカ)の粉塵を吸いこむことで発症します。
シリカの粉塵は肺に到達し、マクロファージがそれを貪食、その後の炎症反応で肺組織は瘢痕化を起こします。
瘢痕化した部分は珪肺結節となり、やがてこれが大きくなると、肺の弾力性は失われ、拘束性の肺障害を来たします。

呼吸困難を来たすまでに、珪酸暴露後、10年以上を要します。

珪酸は軽いため、肺の上側に病変は生じやすいです。
また、肺結核の合併が多く見られます。

▼アスベスト肺(asbestosis)

アスベスト(石綿)を吸いこむことで発症します。
アスベストを、マクロファージがそれを貪食、その後の炎症反応で肺組織は瘢痕化を起こします。

アスベスト肺では、珪肺と異なり肺の下側に病変は生じやすいです。
また、胸膜病変を生じることが特徴です。

アスベストによって肺癌が起こります。
また、アスベストは、胸膜内に中皮腫と呼ばれる癌を起こすことが現在、問題となっています。