解離性障害
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解離性障害

▼解離性障害の概念

解離性障害は、ヒステリーといわれていた疾患です。
ヒステリーというとキャーキャーワーワー騒ぐというイメージがありますが、 精神科用語では、解離症状と転換症状をさします。

ヒステリーという語は、女性に特有の疾患との誤解から 子宮に原因があると信じられていたため、 産婦人科の子宮体癌でヒステロスコピーという検査があるように、 子宮を意味する言葉です。

なお、転換症状は、目が見えなくなる、歩けない、声が出ない、といった身体的症状で、 DSMでは身体表現性障害に区分されており、ここでは触れません。

▼解離性障害の症状

健忘、遁走(とんそう)、離人症といった症状を引き起こします。
健忘は、記憶がなくなることで、 遁走は、突然、放浪などをするのですが、本人にその間の記憶がないものをいいます。
離人症は、自分が実感できない、体外離脱のような感じがする、といった訴えのことです。

また、多重人格などもヒステリーの一種です。

ヒステリーはストレスに対する回避行動と考えられています。
つまり、本人にとっての苦痛を、記憶をなくすといったことで回避しているわけです。

これも、ストレスからの回避行動と考えられます。

▼解離性障害の治療

ストレスとなっているものを排除あるいは軽減できれば軽快すると考えられますが、 ストレス因が明らかでない場合や、幼少時のトラウマが原因となっている場合も多く、 難しい場合も多いようです。

薬物療法としては、不安や焦燥感が合併している場合には、 対症療法として、抗不安薬や抗うつ薬が処方されます。
また、衝動性が強い場合には、抗精神病薬が処方されることもあります。