躁うつ病(双極性障害)
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躁うつ病(双極性障害)

▼躁うつ病(双極性障害)の概念

ICD-10ではF30に躁病エピソードがありますが、躁状態のみの症状を呈する場合はほとんどありません。
躁うつ病(双極性障害)は躁状態とうつ状態をある周期で繰り返す疾患で、うつ病のみを生じる単極性とは区別されます。
治療が双極性障害と単極性で異なるため鑑別は重要です。
双極性障害は躁状態の程度によりT型(躁状態が強い)とU型(軽躁)に分けられます。

躁病とうつ病は気分障害に区分されており、簡単にいえば 気分がhighになったのが躁状態、lowになったのがうつ状態です。

躁状態では、持続的な気分の高揚、気力と活動性の亢進、社交性の増大、多弁、過度な馴れ馴れしさ、 睡眠欲求の減少などが見られます。
身の丈に合わない高価な買い物をしたり(車や家なども)、 飲酒や異性関係で社会的な逸脱行為を伴うことがあり、入院治療が必要なことも多くなります。

躁病は薬剤起因のことも多く、アンフェタミン、抗うつ薬、ステロイド、甲状腺ホルモンなどで生じます。

▼躁うつ病(双極性障害)の治療

躁病相では炭酸リチウム(リーマス)あるいはバルプロ酸と非定型抗精神病薬が使われます。
炭酸リチウムなどの気分安定薬は安全血中濃度域が狭く注意が必要です。

双極性障害のうつ病相では躁転のリスクがあるために抗うつ薬の単剤投与は行わなず、 気分安定薬を中心として、うつ状態がひどい場合に抗うつ薬を併用します。
三環系はSSRIなどよりも躁転のリスクが高いことが証明されているので、基本的には使わないようです。