流産
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流産

▼流産のポイント

流産は妊娠22週未満の妊娠の中絶。22週以降は早産(児の生死に関わらず)
・流産には自然流産と人工流産(人工的に行われた中絶)があります。
・死産は12週以降なので、12週を境にしてそれよりも前は早期流産、後を後期流産。
流産の頻度は全妊娠の10〜15%で、多くは染色体異常によります(早期流産となる)。
症状は下腹部痛と性器出血で、 妊婦がこれらの症状を来たしたときには流産を考える必要があります。

▼流産の種類

稽留流産
胎児が死んでいるのに子宮の中に留まっている状態です。
エコーで妊娠週数に比べて小さいこと(正常では胎嚢は(週数−4)cm、頭殿長は(週数−7)cm)、 胎児心拍がないこと(妊娠7週で必ずある!)から診断できます。
痛みや出血がないことがほとんどですがDICを引き起こすことがあり注意が必要です。

切迫流産
流産といいながらまだ流産ではなく(流産が切迫した状態)、 妊娠継続の可能性があります。
腹痛、出血を呈することがあります。
原因としては、絨毛膜羊膜炎が重要です。その場合、安静と子宮収縮抑制薬(リトドリン)、抗菌薬投与を行います。
頸管無力症で切迫となることもあり、その場合には縫縮手術を行います。

・進行流産
今まさに流産が進行している状態で妊娠継続は不可能です。
切迫流産と比較して、激しい腹痛と出血を伴い頸管も開大します。

・完全、不全流産
児組織が全て流れてしまうことを完全流産、一部が残ることを不全流産と言います。
進行流産後の状態です。

習慣流産
3回以上繰り返す事を習慣流産と言います。
一般的な流産の可能性は10〜15%と低くないですが、3回続けて流産となる確率は計算上は低くなり、 母体に何らかの異常(抗リン脂質抗体症候群、染色体転座、子宮形態異常、頸管無力症など)があることが疑われます。