続発性無月経
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続発性無月経

▼続発性無月経の概念

以前にあった月経がなくなった場合を続発性無月経といいます。
その原因は、月経の原理を考えると理解できます。
視床下部からGnRH分泌→下垂体からFSH、LH分泌→卵巣からエストロゲンとプロゲステロン分泌 →子宮内膜の肥厚と成熟→剥離と出血(月経)
となるので、原因は、視床下部、下垂体、卵巣、子宮、その他、に分けることができます。
頻度としては、視床下部性(体重減少などによりGnRH分泌が低下)が最も多いです。

▼内分泌検査による続発性無月経の分類

無月経の患者さんに対してはまず妊娠の有無を考えると思いますが、それが否定でき続発性無月経と考えられるときに、 検査としては、内分泌学的検査を行います。

<LHとFSH測定>
LH・FSHともに高値である場合、エストロゲンが低下しているためにネガティブ・フィードバックがかからない と考えられ(E↓→LH・FSH↑)、卵巣に原因があることが疑われます。
LH・FSHともに低値であれば、下垂体自体の機能低下、上流の視床下部からのGnRHの低下あるいはプロラクチンの 上昇が原因として考えられます。
LHが高値でFSHが正常値であればPCOSが疑われます。

<プロゲステロン(P)試験>
Pの投与で消退出血が見られた場合、第1度無月経といいます。
ある程度の子宮内膜の増殖があると考えられ、エストロゲン(E)の分泌もある程度保たれていると 考えられます。

<E+P試験>
EとPの両者の投与で消退出血が見られた場合、第2度無月経といいます。
子宮内膜の増殖がないと考えられ、エストロゲンの分泌が低下していると考えられます。
E+Pの投与で出血が見られない場合、子宮内膜に問題があると考えられAsherman症候群(子宮内膜癒着)などが 考えられます。