糖尿病性腎症

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糖尿病性腎症

▼糖尿病性腎症の概念

糖尿病の3大合併症は、網膜症、腎症、末梢神経障害ですが、腎症は致死的な疾患であり重要です。

病理学的には、糖尿病性腎症は特徴的な、びまん性病変、結節性病変、滲出性病変を呈します。

糖尿病性腎症では、厚生労働省の病期分類が広く用いられています。

病期 尿蛋白 GFR 主な治療法
第1期(腎症前期) − 正常〜高値 血糖コントロール
第2期(早期腎症) 微量アルブミン尿 正常〜高値 厳格な血糖コントロール、降圧治療
第3期A(顕性腎症前期) 持続性蛋白尿 ほぼ正常 厳格な血糖コントロール、降圧治療、
蛋白制限食
第3期B(顕性腎症後期) 持続性蛋白尿 低下 厳格な降圧治療、蛋白制限食
第4期(腎不全期) 持続性蛋白尿 著明低下 厳格な降圧治療、低蛋白食
透析療法導入
第5期(透析療法) 透析療法中、移植

▼糖尿病性腎症の症状と治療

糖尿病性腎症では、初期では症状はなく、GFRはむしろ増加しています。
そして第2期になると微量アルブミン尿となり、腎症の発見が可能となります。 この段階で十分な血糖コントロールが出来れば、改善も期待できます。

第3期はAとBとで分かれますが、この段階になると不可逆的な病変となり、血糖のコントロールを 行っても腎機能は元には戻らなくなるといわれています。
治療としては、血圧のコントロールが重要になります。
血圧を十分にコントロールできると、病気の進行を 遅らせることが出来ます。



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