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膜性腎症は、中高年に好発し、免疫複合体が基底膜に沈着してネフローゼとなる疾患です。
B型肝炎ウィルス感染後に生じることがあり、HBV陽性患者では腎機能にも注意が必要です。
また、悪性腫瘍を合併していることがあり、膜性腎症を見たら、
悪性腫瘍がないかをチェックする必要があります。
検診などで蛋白尿を指摘され、徐々にネフローゼ症候群へと移行します。
血清補体価は正常範囲にあります。
治療はステロイドが効果的であるという報告もあります。
また、本症では腎静脈血栓を生じることがあり、抗凝固薬が投与されることが
あります。