微小変化型

病気の疑問と考え方捉え方

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微小変化型

▼微小変化型の概念

微小変化型ネフローゼはネフローゼでありながら、病理組織上では糸球体にあまり変化が見られません。

微小変化型は小児疾患で2〜6歳に好発します。小児のネフローゼ症候群の多くは本症です。

はっきりとした原因はわかっていません。

▼微小変化型の症状と治療

比較的急速に発症し、全身性に浮腫が生じます。そのため驚いた家族が病院に連れてきます。

治療はステロイドを投与します。
反応性は良好ですが再発することも多く、ステロイドの減量は慎重に行われます。 ただし、成長期にある子供でステロイドを使うのは色々と慎重にならざるを得ず、臨床現場では 難しいところです。



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